エジプト十字架の謎が通例では一番の傑作と評されているようですが、ぼくは一番はこの「ギリシャ棺」だと思います。
プロット・状況設定全てにクイーンの冴えたストーリー・テラーぶりが発揮され、その意外な犯人にたどり着くまで一気に読ませるその技量たるや素晴らしいの一言。国名シリーズ全部読まなくてもこれはぜひ読んで欲しいです。
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ギリシャ棺の謎【新訳版】 (創元推理文庫) 文庫 – 2014/7/30
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ギリシャ人美術商の豪邸で起きた小箱の消失に端を発する難事件は、若き日の名探偵エラリーを極限まで追いこむ強固な謎をはらんでいた。〈国名シリーズ〉最大級の傑作登場!
- 本の長さ561ページ
- 言語日本語
- 出版社東京創元社
- 発売日2014/7/30
- ISBN-104488104398
- ISBN-13978-4488104399
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登録情報
- 出版社 : 東京創元社 (2014/7/30)
- 発売日 : 2014/7/30
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 561ページ
- ISBN-10 : 4488104398
- ISBN-13 : 978-4488104399
- Amazon 売れ筋ランキング: - 186,213位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 745位創元推理文庫
- - 1,120位ミステリー・サスペンス・ハードボイルド (本)
- - 2,217位英米文学
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年8月1日に日本でレビュー済み
ギリシャ棺の謎の最大の問題は旧訳の読みづらさであったが、新訳となり読みやすさが格段に増した。(一部気になる訳はあるが)
クイーン初期作の代表として国名シリーズはあまりにも有名であるが、最初期のローマ帽子などはややエラリィの機械的すぎる言動が
舞台装置としてのそれを強く意識させるがため青臭さが残り、シャム双生児の謎やドルリー・レーン最後の事件などはややメロウに過ぎる
きらいがある。その丁度中間となる本作は、若エラリィの生意気な態度、プロットの秀逸さなどが相まり推理小説としては最高に瑞々しい果実になっている。古典と呼んで侮るなかれ、今読んでなお古臭さを感じさせないまさに傑作。
クイーン初期作の代表として国名シリーズはあまりにも有名であるが、最初期のローマ帽子などはややエラリィの機械的すぎる言動が
舞台装置としてのそれを強く意識させるがため青臭さが残り、シャム双生児の謎やドルリー・レーン最後の事件などはややメロウに過ぎる
きらいがある。その丁度中間となる本作は、若エラリィの生意気な態度、プロットの秀逸さなどが相まり推理小説としては最高に瑞々しい果実になっている。古典と呼んで侮るなかれ、今読んでなお古臭さを感じさせないまさに傑作。
2019年6月5日に日本でレビュー済み
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この作品は初めてだがエラリークイーンは 何十年ぶりかに読んだ
雰囲気がとても懐かしい
まあ細かい推理などは すべて合理的で緻密というわけではないが、
物語の展開の仕方や 多彩な登場人物の関係は 見ていてとても面白い
雰囲気がとても懐かしい
まあ細かい推理などは すべて合理的で緻密というわけではないが、
物語の展開の仕方や 多彩な登場人物の関係は 見ていてとても面白い
2014年8月11日に日本でレビュー済み
国名シリーズ中、最も錯綜し複雑なプロット展開で名作の誉れ高き第四長編。(1932年刊行)
注目されるのは後年の作品に描かれる試行錯誤し煩悶する探偵像の萌芽が既に見られる事だ。
実際、本作において若きエラリーは狡猾な犯人に翻弄され、何度も苦杯を舐めさせられるが、それ故に終盤明かされる謎解きのカタルシスがひときわ爽快に感じられる。
読了後、伏線の張られた該当箇所を読み返せば、その周到さと巧妙さは溜め息ものであり、本格ミステリは再読に耐えないなどというのは全くの妄言だというのが改めて実感できる。
既刊の宇野利泰訳(ハヤカワ・ミステリ文庫)と比較すると本書の方が若々しくも未熟だがプライド高きエラリー探偵(本書においては大学を出た直後の設定)の肖像がより鮮やかに味わえる。
そして巻末の辻真先氏が寄せた解説には氏のミステリに寄せるいまだ軒昂な情熱に感動を禁じ得ない。
注目されるのは後年の作品に描かれる試行錯誤し煩悶する探偵像の萌芽が既に見られる事だ。
実際、本作において若きエラリーは狡猾な犯人に翻弄され、何度も苦杯を舐めさせられるが、それ故に終盤明かされる謎解きのカタルシスがひときわ爽快に感じられる。
読了後、伏線の張られた該当箇所を読み返せば、その周到さと巧妙さは溜め息ものであり、本格ミステリは再読に耐えないなどというのは全くの妄言だというのが改めて実感できる。
既刊の宇野利泰訳(ハヤカワ・ミステリ文庫)と比較すると本書の方が若々しくも未熟だがプライド高きエラリー探偵(本書においては大学を出た直後の設定)の肖像がより鮮やかに味わえる。
そして巻末の辻真先氏が寄せた解説には氏のミステリに寄せるいまだ軒昂な情熱に感動を禁じ得ない。
2014年8月1日に日本でレビュー済み
著名な美術商が亡くなり、その遺言書がなくなるが・・・というお話。
設定がまだクイーンが若く大学をでてまもないということで、推理に試行錯誤、二転三転するプロットに翻弄されます。この後、沢山出るどんでん返しに次ぐどんでん返しの推理小説にかなりの影響をあたえたことが察せられます。「オランダ靴~」の方でも触れましたが、殺人事件を扱った小説なのに、謎の解明されるプロセスに清々しささえ感じられます。さすが、ミスター・ミステリの名に恥じない傑作になっております。これが、30年代に書かれた小説というところにも驚かされます。原著刊行から90年経っても古さを感じさせないので。
国名シリーズ初期最高傑作に度々挙がるのもうなずける傑作。是非ご一読を。
設定がまだクイーンが若く大学をでてまもないということで、推理に試行錯誤、二転三転するプロットに翻弄されます。この後、沢山出るどんでん返しに次ぐどんでん返しの推理小説にかなりの影響をあたえたことが察せられます。「オランダ靴~」の方でも触れましたが、殺人事件を扱った小説なのに、謎の解明されるプロセスに清々しささえ感じられます。さすが、ミスター・ミステリの名に恥じない傑作になっております。これが、30年代に書かれた小説というところにも驚かされます。原著刊行から90年経っても古さを感じさせないので。
国名シリーズ初期最高傑作に度々挙がるのもうなずける傑作。是非ご一読を。
2016年4月20日に日本でレビュー済み
gaiter(ゲイターあるいはゲートル)は靴ではないです。足首に巻く布、いわゆる脚絆ですね。