魔人ドラキュラ [Blu-ray]
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フォーマット | ブラック&ホワイト |
コントリビュータ | トッド・ブラウニング, ベラ・ルゴシ, ドワイト・フライ, ヘレン・チャンドラー, デヴィッド・マナーズ |
言語 | 英語 |
稼働時間 | 1 時間 14 分 |
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メーカーによる説明
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魔人ドラキュラ | フランケンシュタイン | ミイラ再生 | 透明人間 | |
カスタマーレビュー |
5つ星のうち4.3
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5つ星のうち4.2
101
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5つ星のうち4.0
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5つ星のうち4.2
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価格 | ¥1,200¥1,200 | ¥1,152¥1,152 | ¥1,152¥1,152 | ¥1,200¥1,200 |
ブルーレイ | ○ | ○ | ○ | ○ |
製作 | 1931年 アメリカ | 1931年 アメリカ | 1932年 アメリカ | 1933年 アメリカ |
ディスク枚数 | 1 | 1 | 1 | 1 |
画面サイズ | 16:9 スタンダード・サイズ | 16:9 スタンダード・サイズ | 16:9 スタンダード・サイズ | 16:9 スタンダード・サイズ |
収録時間 | 74分 | 70分 | 73分 | 72分 |
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フランケンシュタインの花嫁 | 狼男 | オペラの怪人 | 大アマゾンの半魚人 (2D/3D) | |
カスタマーレビュー |
5つ星のうち4.0
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5つ星のうち3.7
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5つ星のうち3.7
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5つ星のうち4.2
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価格 | ¥1,200¥1,200 | ¥1,152¥1,152 | ¥1,152¥1,152 | ¥1,152¥1,152 |
ブルーレイ | ○ | ○ | ○ | ○ |
製作 | 1935年 アメリカ | 1941年 アメリカ | 1943年 アメリカ | 1954年 アメリカ |
ディスク枚数 | 1 | 1 | 1 | 1 |
画面サイズ | 16:9 スタンダード・サイズ | 16:9 スタンダード・サイズ | 16:9 スタンダード・サイズ | 16:9 ビスタ・サイズ |
収録時間 | 75分 | 70分 | 93分 | 79分 |
モンスター映画の歴史を築いた名作シリーズ8タイトル
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魔人ドラキュラ舞台劇としても有名になっているブラム・ストーカー原作の小説を映画化し、吸血鬼映画の原点ともなった作品。ベラ・ルゴシほか出演。 |
フランケンシュタインメリー・W・シェリーの執筆した小説を基にして製作された今作は、映画史上に輝く不朽の名作ホラーとなっている。ボリス・カーロフほか出演。 |
ミイラ再生太陽神の教えを破り、エジプトの女王を甦らせようとした高僧カーリスは、罰としてミイラにされてしまう。そして長い年月を経て発掘されたミイラは、女王の面影を持つ女性を追って殺人を繰り返す…。 |
透明人間青年化学者のジャックが、毒薬モノチンを服用して透明人間になってしまう。彼は毒薬の服作用で心がすさみ、殺人、列車椿事などあらゆる暴行を起こしてしまう…。グロリア・スチュアートほか出演。 |
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フランケンシュタインの花嫁1931年作品の「フランケンシュタイン」の続編で、同じくボリス・カーロフ主演、コリン・クライヴ共演、ジェームズ・ホエール監督で製作された作品。 |
狼男満月の夜に狼に変身してしまう男の話を映像化。世界各地に散らばる“人狼伝説”をヒントに作られた作品。 |
オペラの怪人殺人をきっかけに、硫酸をかけられ二眼とみられない姿になってしまったエリックは、オペラ座の地下室に逃げ込み、娘を舞台に立たせるべく「オペラ座の怪人」となり、殺人を犯してゆく…。 |
大アマゾンの半魚人アマゾン川で水掻きのついた化石が発見されたことから調査を始めるが、そこに現れたのは半魚人だった…。ドラキュラやフランケンシュタインと並ぶ50年代モンスター映画の代表作品。 |
商品の説明
夢幻的なムードの中で静かに忍び寄る死の気配…。吸血鬼映画の原点にして最高傑作、ユニバーサル・ホラー映画の神髄がここに!
特典映像としてスペイン版「魔人ドラキュラ」も完全収録!
【キャスト】
ベラ・ルゴシ/デヴィッド・マナーズ/ヘレン・チャンドラー/ドワイト・フライ
【スタッフ】
監督:トッド・ブラウニング
【特典】
・「魔人ドラキュラ」(スペイン語版)
・メイキング
・闇の王 ルゴシ
・ドラキュラの復元
・アーカイブ集
・フィリップ・グラスによるサントラ(演奏:クロノスカルテット)
・映画史研究家デヴィッド・J ・スカルによる本編音声解説
・予告編集
■製作:1931 アメリカ
■Disc枚数:1
■画面サイズ:16:9 スタンダード・サイズ
■収録時間:74分
Film (C) 1931 Universal Studios. Renewed 1958 Universal Studios. All Rights Reserved.
※映像特典、商品仕様、ジャケット写真などは予告無く変更となる場合がございます。
登録情報
- アスペクト比 : 1.33:1
- 言語 : 英語
- 製品サイズ : 30 x 10 x 20 cm; 80 g
- EAN : 4988102430269
- 監督 : トッド・ブラウニング
- メディア形式 : ブラック&ホワイト
- 時間 : 1 時間 14 分
- 発売日 : 2016/8/24
- 出演 : ベラ・ルゴシ, デヴィッド・マナーズ, ヘレン・チャンドラー, ドワイト・フライ
- 字幕: : 英語, 日本語
- 販売元 : NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
- ASIN : B01H18RVUK
- 原産国 : 日本
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 6,126位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 113位外国のホラー映画
- - 797位ブルーレイ 外国映画
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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原作の吸血鬼ドラキュラの本の世界を映像化した作品と思えます。
演技は抜群に冴えていて、バンヘルシング教授とドラキュラのやり取りには本当に迫力があります。
娯楽作と言うよりは、文学を目で観るといった感じです。
そして色々なドラキュラ映画を観、色々なドラキュラ俳優を見た。
どの俳優にもそれぞれの魅力があったけど、
ルゴシを超える「ドラキュラ伯爵」はいなかった。
綺麗な姿勢から生まれる、妖しく、不遜で、優雅な立ち居振る舞い。
ルゴシの動作は何度観ても飽きない。
後年のドラキュラものに対し、本作が何よりも勝る点。
それは作品全体に漂う「雰囲気」に尽きると思う。
ぜひ、この妖気に酔って欲しい。
まず、冒頭の馬車の揺れといい、城内のロング・ショットといい、ダイナミックな演出で目を引きます。
また、性急なほど早いテンポと、そこに織り込まれる静の間合いとの、スリリングな緩急。
こと映画の前半に関しては、古臭さなど感じさせません。
そして、ベラ・ルゴシ演じる伯爵の魅力。立ち居振る舞いもセリフも、蠱惑的の一語に尽きます。
『お聞きなさい、夜の子供たちの声だ。何と美しいことか』
城を訪れるのがハーカーではなく、レンフィールドという脚色からして、主人公はドラキュラその人。
気品の合間に見せる怪物性は、まさしくダークヒーローのカッコよさです。
『私は飲まない・・・・ワインは』
極めつけは、ドラキュラとヘルシングの、緊張感みなぎる対面シーン。
『まだ一生を終えてない者にしては、知恵者ですな。ヴァン・ヘルシング』
・・・・嗚呼、しかし。時代を超えた魅力は、ここまで。
より盛り上がるべき後半が、モタモタした会話劇になってしまい、退屈と感じざるを得ません。
クライマックスでも、映像・内容ともにスペクタクルの欠片もなく、地味を極めます。
そりゃ当時じゃ、心臓に杭を刺すなんて、倫理的に描写できるものではなかったでしょうが・・・・。
不可解な終わり方にしても、ルーシーの末路を自主規制した結果だと察します。
そもそも、血を見せるのが指先のケガだけで、首を咬まれた痕すら見せないって。もっと、血が見たい!
まるで観ているこちらの方が、飢えたヴァンパイアになったような、倒錯感を覚えます。
『血こそ生命ですぞ、吸血鬼映画の』
本作の上品な趣き、古典マニアならぬ身には、やや厳しいものでした。
なお、ワインが嫌いな伯爵ですが、ビールや焼酎なら飲む、という事ではないと補足しておきましょう。
そうそう、あと大事な忠告を。このDVDを観るときは、出来れば家を真っ暗にしてほしい。それでこそこの映画のすごさがわかる。
淀川先生、容赦ないです(笑)
吸血鬼エンターテインメントの金字塔『吸血鬼ドラキュラ』の1931年映画化版。ドラキュラ伯爵を演じるのはハンガリー出身のベラ・ルゴシ。いまや古典の古い映画で、トリック撮影はまだまだチープですが、セットは豪華で、後年のハマー映画と比べてもけっこう予算がかかっているのであります。
長大な原作を75分の尺にコンパクトに整理。ヒロインのミナがセワード博士の娘だったり、ジョナサン・ハーカーの代わりにレンフィールドがトランシルヴァニアに招かれてドラキュラを手引きしたりで、原作からはあれこれ改変。物語は序盤はドラキュラ城、中盤以降はほとんどセワード邸の中だけで進んでいきます。
原作ではイギリスに渡ってからは表に出てこないドラキュラ伯爵ですが、本作では夜会服で社交界に出入りし、自分から積極的に人間たちにコミュニケーションを図っているのがけっこう新鮮。ヴァン・ヘルシング教授に対しても、他の映画ではヴァン・ヘルシングが一方的に吸血鬼退治に執念を燃やしてドラキュラの側は歯牙にもかけていないのが、この映画のドラキュラ伯爵は好敵手と認めて接しておりまして、ヴァン・ヘルシング教授対ドラキュラ伯爵の構図が大きく採り上げられたのは本作からということになるでしょうか。
ショッキング描写は控えめながら物語は緊張感を持続して展開しますが、がっかりなのは結末でして、夜が明けて棺桶に戻ったところを杭を打ち込んでオシマイ、はいくらなんでもないでしょう!
それから、アルマジロ。アルマジロかわいい。うっかりアルマジロは東欧なのか? と考え込んでしまいました。
よくよく考えると、ドラキュラ城の女吸血鬼たちや最初の犠牲者のルーシーはそのままになっていて、1930年代という時代の古さを考えさせられます。
本作の見所として不可欠なのが、現在に至るまでのドラキュラのイメージを決定付けてしまった(そして同時に俳優自身を役柄のイメージに縛ってしまうことになった)ベラ・ルゴシの存在。その存在感たるや動かざる山の如し。
舞台をただ撮っただけで退屈という意見をよく耳にするけれど、個人的には覚悟して見ていたのでそこまで退屈には感じなかったです。
音楽がほとんどないのが退屈と言えば退屈だけど、それがかえってOPロールで流れる“白鳥の湖”の美しさを一層引き立てているような気がする。狙って演出したのか偶然の産物なのか・・・。
なおこのDVDは版権主のユニバーサル製だけあって特典が非常に豊富。約30分のメイキング(進行役は劇中最初のセリフをしゃべった少女※現おばあさん)では本作以前の吸血鬼映画・舞台について語られたり、ルゴシの素顔を彼の息子が語ったりとファンも満足の仕様。それに加えてトリビア満載の音声解説もあるんだから、何をかいわんや。
こんな豪華な仕様のDVDが980円で手に入るんだから、ゴシックホラーが好きな方は購入して損はないと思います。