97%の人を上手に操るヤバい心理術

『97%の人を上手に操るヤバい心理術』を読んで人生変わった!

97%の人を上手に操るヤバい心理術 - 書籍情報
  • 著者:ロミオ・ロドリゲスJr.
  • 出版社:SBクリエイティブ
  • 出版年月日:2015-06-19
  • ページ数:208
  • ISBN-10:4797380446
BOOK REVIEWS

97%の人を上手に操るヤバい心理術というロミオ・ロドリゲスJr.の本を読もうと思ったのは、以前に読んだメンタリストDaiGoの『人を操る禁断の文章術』という本を読んだ時にロミオ・ロドリゲスJr.のパクリと書かれているレビューを見て気になったからです。

確かに本のタイトルの付け方も非常に似ていますし、ロミオ・ロドリゲスJr.もメンタリストとして活動しているので類似点は多いんだろうなぁ〜なんて事を先入観として持ちながら読んでいました。

まさか、そんな感じで気軽に手に取ったこの本が僕の人生観に多大なる影響を与える事になるとは…。この本はハウツー本というよりも、自己啓発本だったのです。

97%の人を上手に操るヤバい心理術』を読んで人生変わった!なんてタイトルに書きましたが、そんな事を言うと、お前の人生どれだけ軽いねんと思われることでしょう。ただ、この本で僕の人生を変えたのはたった2ページだけ紹介されていた概念なのです。

きっかけはこの本の最後の方に書かれていたホリスティック視点という一つの単語でした。恥ずかしながら僕はその単語を知りませんでした。気になって調べてみると、日本語では「全体論的視野」と言うらしい。

「全体論?」なんのこっちゃと思って更に調べてみると、いわゆる受験やビジネスでよく出てくる「俯瞰」によく似た、木を見て森を見ずみたいな話だとわかるのですが、そこで僕は初めて、自分が相手の立場になって考えてみるという事を間違って捉えていたことを思い知るのです…。

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97%の人を上手に操るヤバい心理術 – ロミオ・ロドリゲスJr.・あらすじ

今回のレビュー書籍紹介

ロミオ・ロドリゲス Jr.

97%の人を上手に操る ヤバい心理術
  • レビュー項目 :
  • 読みやすさ  :x点
  • 為になる   :x点
  • 何度も読みたい:x点
  • 面白さ    :x点
  • 心揺さぶる  :x点
Amazon.co.jp
人間の深い心理を知り、相手の心を読みとる事が出来たなら、すべてを思い通りに動かせるようになるのです。なぜなら私たちの意思決定は想像以上に他人の行動に釣られやすいから。人を思い通りに動かしたいあなたに、誰にでも使えて効果の高い技術を厳選した即効性のあるのテクニック集を紹介します…

読書エフスキー3世 -97%の人を上手に操るヤバい心理術篇-

文豪型レビューロボ読書エフスキー3世
前回までの読書エフスキーは

あらすじ
書生は困っていた。「人間って科学的って言葉に弱いよね…」と仕事中に寝言を言ったせいで、独り、無料読書案内所の管理を任されてしまったのだ。すべての本を読むには彼の人生はあまりに短すぎた。読んでいない本のおすすめや解説をお願いされ、あたふたする書生。そんな彼の元に22世紀からやってきたという文豪型レビューロボ・読書エフスキー3世が現れたのだが…

97%の人を上手に操るヤバい心理術 -内容紹介-

無料読書案内の書生
大変です!先生!ロミオ・ロドリゲスJr.の『97%の人を上手に操るヤバい心理術』の事を聞かれてしまいました!『97%の人を上手に操るヤバい心理術』とは一言で表すとどのような本なのでしょうか?
読書エフスキー3世
“自分を見つめ直す本”デスナ。
無料読書案内の書生
…ん?人を上手に操るとタイトルに書いてあるのに、自分?正直な所『97%の人を上手に操るヤバい心理術』は面白い本なのでしょうか?

誰にも相手にされなかった人がメンタリズムで
人生が180度変わりました。なぜだと思いますか?

引用:「97%の人を上手に操るヤバい心理術」ロミオ・ロドリゲスJr.著(SBクリエイティブ)

読書エフスキー3世
コンナ一文カラ始マル“ロミオ・ロドリゲスJr.”ノ2015年の作品デス。読メバワカリマス。
無料読書案内の書生
読む前に評価を知りたいんですよ。それを見て読むかどうか決めたいので。
読書エフスキー3世
私ノ好キ嫌イヲ押し付けたくアリマセン…
無料読書案内の書生
えええい。カタカナ多くて何言ってるかわからないよ!先生、失礼!(ポチッと)
読書エフスキー3世
読書エフスキー3世
ゴゴゴゴゴ…悪霊モードニ切リ替ワリマス!
無料読書案内の書生
無料読書案内の書生
うぉおおお!先生の読書記録が頭に入ってくるぅぅー!!
批評

97%の人を上手に操るヤバい心理術 -解説-

読書エフスキー
人を操る。なんとも魅力的な話ですねぇ…。
書生
あれ?先生、僕らって今ポール・オースターの作品を発表順に読んでいるんじゃなかったでしたっけ?

『偶然の音楽』を読んで、壁、壁、壁。壁しか頭に残らないよー!

読書エフスキー
ええ。そうですよ。この間は『偶然の音楽』を取り上げたじゃないですか。
書生
あ、まさかポール・オースターに飽きたんですか?この間、他の人の作品を読みそうになったって言ってたし。
読書エフスキー
いえいえ違いますよ。現在『リヴァイアサン』を読み始めているんですけど、まだ読み終わっていないんですよ。それで今回は以前に読んでレビューをしていなかった本を取り上げようと思いまして。
書生
なーんだ。そうなんですか。…ん?それにしてもなぜ本を読んでおきながらレビューを書かなかったんです?
読書エフスキー
それ聞いちゃいますか…。
書生
ええ。出来れば教えて欲しいんですが。
読書エフスキー
下書きのメモを紛失したからです!うおおおおお。
書生
書生
www
読書エフスキー
1ページずつ内容を要約していたんですよ。それがどこを探しても無いのです。おそらく間違ってゴミ箱に捨ててしまったのです…。
書生
そりゃー確かに書く気力を失いますね。
読書エフスキー
仕方ないのでもう一度読みましたよ。この本ね、208ページなんですけど、文字でかいしすぐに読めるんですよ。
書生
それは内容が薄いってことでは…。
読書エフスキー
見開き1つ(2ページ)に付き1つのテクニックなので、まぁ100個あるかないかのテクニック集ですね。
書生
こういう人を操るみたいな、ちょっと道徳心を突っついてくる本って、総じてタイトルほどの内容じゃないじゃないですかー。この本もそのタイプですか?
読書エフスキー
ぶっちゃけちゃうとそうですね。タイトル詐欺とまでは言いませんが、タイトルを読んで想像されてくる内容ではないですね。
書生
ヤバいって書いてありますが、全然ヤバくないって事ですか?
読書エフスキー
えーっと97%の人を上手に操るってあるじゃないですか。それって100人中97人って思うでしょ?
書生
ええ。自分の周りほとんどの人を操る事が出来るって解釈しますね。
読書エフスキー
でもきっとこの本が言いたいことってそうじゃないと思うんですよ。
書生
ん?
読書エフスキー
人を操るって他人を操るって思うでしょ?
書生
そうですね。
読書エフスキー
でも結局は人を操る為には自分を操らないといけないんです。
書生
書生
え!?
読書エフスキー
確かに心理術の解説はしていますけど、そのほとんどが自分に関するもの。自分を変化させる事で相手はどう変わってくるかって所が主体なんですよ。
書生
うーむ。それって例えばどういう事なんですか?

人間は自分自身をさらけ出すことが非常に苦手な生き物ですが、相手が先に開示してくれると、自分もさらけ出せるようになります。

p.98

読書エフスキー
例えばこれって相手を主体に話しているように見えて、結局は自分の行動を変えろってことでしょう。相手にさらけ出してほしいなら、まずは自分からさらけ出せって。
書生
ええ。確かにそうですね。

 アクの強い年上の部下を、どう扱えばよいか悩む人も多いのではないでしょうか?
 敬意を払いつつ、諭すように注意するのが一般的ですが、実は「少し面倒なことを頼んだほうが従順になる」のです。

p.24

読書エフスキー
これだってぶっちゃけ相手を操る前に、自分の行動を変えないと行けないじゃないですか。年上の部下に少し面倒なことって頼みにくいから頼んでいないのであって、その自分の性格を変えなければならない。
書生
あー、なるほど。
読書エフスキー
ってこうやって読んでいくとね、この本の通りに自分を変えていったら、そりゃー人から尊敬されたりするような完璧超人になりますよ。
書生
あれ?先生的にはこの本は嫌いなんですか?
読書エフスキー
いえいえ、そうは言っておりません。この本読んでよかったなって思いますよ。ただタイトルと中身が違うよって注意しておきたいのです。この本を読んで全然ヤバさを感じなかったからと言ってこの本の評価を下げてほしくないなーと。
書生
そうなんですね。ちなみにこの本、翻訳者が書かれていないんすけど。
読書エフスキー
ロミオ・ロドリゲスJr.って香港生まれの人なんですけど、日本で暮らしていた事があってね日本語ペラペラなんですよ。美奈さんという日本人の奥さんもいます。
書生
へー。動画で調べてみたらたしかに日本語ペラペラでした。
読書エフスキー
翻訳者がいないといえば、ホリスティック視点って知っていますか?
書生
ん?プラスティック支店?なんすかそれ。新手のネット銀行かなにかですか?
読書エフスキー
いや、ホリスティック視点ですよ。ホリスティックビューとも言われるんですが、Holisticは哲学用語で1926年に作られた造語です。
書生
全く聞いたことないです。Holisticという英語も見たことありません。
読書エフスキー
HolisticはGoogle翻訳にかけてもホリスティックと訳されるように、的確な日本語訳はありません
書生
あれ?なんか調べてみたら「全体論的な」って出てきたんですけど。なんすか「論」って。全体的なじゃ駄目なんですか?
読書エフスキー
全体的だとOverallでしょう?
書生
書生
あ、そうか。オーバーオールか。全体だとwholeだし、Holisticって一体何なんだ!
読書エフスキー
もともとHolismって考え方がありましてね、それの形容詞変化で「tic」をつけているんです。ロマンをロマンティックって変化させるみたいな。
書生
ん?ホーリズム?
読書エフスキー
南アフリカの哲学者ヤン・スマッツって人が生み出した言葉で「システム全体は、それの部分の算術的総和以上のものである」って考え方を言います。
書生
だんだん頭が痛くなってきた。
読書エフスキー
全体は部分や要素に還元できない。それがホーリズムです。
書生
なんすかそれ?全く理解出来ないんですけど。
読書エフスキー
例えばここに10個の木があったとしましょう。それを仮に森と定義したとします。
書生
はい。
読書エフスキー
森を見てきて下さいって言われたらどうしますか?
書生
多分、ちょっと離れて見ますね。
読書エフスキー
それじゃあ、次に木を全部みてきて下さいって言われたらどうしますか?
書生
近づいて一本一本の木を見に行きますね。
読書エフスキー
それって両方とも全部の木を見ている事にはなりますが、同じですか?
書生
いや違いますね。
読書エフスキー
つまりね、一本の木を見る方法を10回繰り返した所で全体を見ている事にはならないんですよ。
書生
ほほう。
読書エフスキー
良くね、相手の立場になって考えてみなさいって言われる事あるでしょう?
書生
ええ。コミュニケーションをとる時とか、喧嘩をしてしまったりした時に相手の立場になって考えることは大切です。
読書エフスキー
でも相手の立場になって考えてみたけど、やっぱり自分ならそんな行動とらないよ!とか言い出したりする人いるでしょ?
書生
はい。僕がまさにそれです。
読書エフスキー
相手の立場になって考えた結果、相手の気持ちを完全に理解したつもりになっている人いるでしょ?
書生
…僕がまさにそれです。
読書エフスキー
でもね、自分の考え方を持ったままで相手の立場になりきった所で、相手の気持ちなんて理解したことにならないんです。
書生
ほう!なんかわかってきた気がする。それがホリスティック視点!
読書エフスキー
本当に相手の立場になって考えるなら、その人にはそれまでの人生があって、家族がいて、友人がいて、様々な考え方を学んできて、そこに立って私と関わっているという事まで考えなければなりません。
書生
うーむ。それってムリじゃないっすか?
読書エフスキー
だから君は人と関わるのが苦手なのです。相手の立場になったつもりになっているだけ。相手の気持ちを先取りして、わかったつもりになって、段々自分が考えている相手と相手の実際にとった行動に差異が生まれてきてしまって、人と関わるのが怖いってなっているのです。
書生
うう。心が痛い…。
読書エフスキー
そこで本当に相手の気持ちを理解したいなら、ホリスティック視点を手に入れる事が重要だとロミオ・ロドリゲスJr.は提唱しているのです。
書生
あー、本当に相手になれるのであれば、たしかに相手のことを操作する事も可能になりそうですね。
読書エフスキー
1〜10までの木をひとつずつ細かく見た所で全体を見たことにはならないと気がつく事がまず何よりも重要です。
書生
ふむ。
読書エフスキー
なのでね、人と衝突する事が多い人は、まず最初に自分の考え方を捨ててみましょう。こだわりを捨ててみましょう。自分の考えやこだわりを相手にまで適応しようとするから、摩擦が生まれてしまうのです。
書生
こだわりを捨てる。
読書エフスキー
すべての悩みはこれで解決します!
書生
マジっすか。
読書エフスキー
悩みとは自分の考えている理想と現実が違うから生まれてくるもの。
書生
まぁ、たしかに。
読書エフスキー
そこにホリスティック視点を取り入れ、それがありのままなのだ。理想と現実は違って当然なのだと考えてみる。すると悩みは消える。悩みが消えた状態で行動すれば、悩んだまま行動するよりも良い行動がとれるでしょう?
書生
あー、なんか心理学的に何かに悩んでいる状態の人は、考える能力が落ちるってのは聞いたことがあります。
読書エフスキー
それが結果的には理想と現実を近づける事になるじゃないですか。そうすれば悩むこともなくなりより良い未来がやってくる。
書生
ふむ。
読書エフスキー
ホリスティック視点を手に入れれば、未来さえ自分の思い通りに操作できる。
書生
…な、なんか宗教臭くなってきたぞ。
読書エフスキー
相手を操りたいのであれば、まず自分を捨てること。相手の立場から自分を見てみて、どのように見えるかを考えること。そしてその相手が行動をとりたくなるように、自分を作り変えていくのです。
書生
ジーザス!
読書エフスキー
ま、私はこの事に気がつけたのでこの本は非常に役に立ったと思うわけですよ。
書生
へー。
読書エフスキー
ちなみにね、自分を作り変えていくって言えば、たまーに良い言葉は良い人生を作るみたいな事を聞くじゃないですか。
書生
はい。なんかスピリチュアルな本とかによく書いてありますね。胡散臭いなーって思いますけど。
読書エフスキー
それもこの本ではわかりやすく説明してくれていてね、深層心理ってあるでしょう?
書生
自分では認識していない意識のことですよね。
読書エフスキー
自分で自覚している意識ってのは10%程度って言われていて90%は深層心理なわけですよ。
書生
ふむ。
読書エフスキー
催眠術ってのはいわゆるその深層心理に語りかけていく作法なわけですが、自分が喋る言葉って意識して聞いてはいないじゃないですか。
書生
まぁ、たしかに相手の言葉は意識して耳を傾けますが、自分の喋る言葉は無意識に聞こえているって感じですね。
読書エフスキー
それはつまり自分の言葉は常に自己催眠しているとも言えるわけですよ。そこで良い言葉を使えば、良い言葉の持つポジティブなイメージが常に深層心理に届いてくる。結果的に良い言葉は良い人生を作るという事につながるわけです。
書生
へー。なるほどなぁー。なんとなく科学的に説明されている気がして納得は出来ますね。胡散臭さがちょっと消えたかも。
読書エフスキー
こんな感じでこの本はハウツー本という形をとりながら、どちらかというと自己啓発本に近い本だと思いましたね。私としてはホリスティック視点の事を知る事が出来ただけでこの本を読んだ価値があると思いますよ。
書生
…ん?って事は、もう僕はホリスティック視点を知ってしまったからこの本は読まなくて良いのではなかろうか。
読書エフスキー
百聞は一見にしかず。やはり人から聞いたものより自分の目で読んだもの方がすっと身につくと思いますから、読んでみて下さいませ。
書生
ホリスティックビューかぁ。なんかアカシックレコードに似たヤバい中二病の響きを持ってるなぁ〜。
読書エフスキー
すべての概念が記録されているというアカシックレコードが存在する科学的根拠はないそうですよ。
書生
人間って科学的って言葉に弱いよね…。

批評を終えて

読書エフスキー
読書エフスキー
以上!白痴モードニ移行シマス!コード「ケムール・ボボーク・ポルズンコフ!」
無料読書案内の書生
無料読書案内の書生
「人間って科学的って言葉に弱いよね…」…って、あれ?僕は一体何を…。
職場の同僚
職場の同僚
何をじゃないよ!仕事中に居眠りこいて!科学的にお前寝過ぎだぞ。
無料読書案内の書生
無料読書案内の書生
え?あれれ?読書エフスキー先生は?
上司
上司
誰だそれ。おいおい。寝ぼけ過ぎだぞ。罰として一人でここの案内やってもらうからな!
無料読書案内の書生
無料読書案内の書生
えーっ!?一人で!?で、出来ないですよ〜!!
上司
上司
寝てしまったお前の罪を呪いなさい。それじゃよろしく!おつかれ〜
無料読書案内の書生
無料読書案内の書生
ちょっ、ちょっと待って〜!!…あぁ。行ってしまった。どうしよう。どうかお客さんが来ませんように…。
お客さん
お客さん
…あのすいません、97%の人を上手に操るヤバい心理術について聞きたいんですが。
無料読書案内の書生
無料読書案内の書生
(さ、早速お客さんだーっ!!ん?でも待てよ…)いらっしゃいませー!ロミオ・ロドリゲスJr.の作品でございますね。おまかせくださいませ!
ブックレビューテープ
 あとがき


いつもより少しだけ自信を持って『97%の人を上手に操るヤバい心理術』の読書案内をしている書生。彼のポケットには「読書エフスキーより」と書かれたカセットテープが入っていたのでした。果たして文豪型レビューロボ読書エフスキー3世は本当にいたのか。そもそも未来のロボが、なぜカセットテープというレトロなものを…。
読書エフスキー
読書エフスキー
ウィンク。パチンパチン。
97%の人を上手に操るヤバい心理術レビューお終い
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名言や気に入った表現の引用

名言
書生
「一杯の茶を飲めれば、世界なんか破滅したって、それでいいのさ。by フョードル・ドストエフスキー」という事で、僕の心を震えさせた『97%の人を上手に操るヤバい心理術』の言葉たちです。善悪は別として。

習慣を崩すことで、人はペースを乱され、自滅する可能性が高まります。

p.19

 社会的に高い地位にいる人間ほど、身長も高いと感じていることが証明されました。身長の高い人は、能力も高いというイメージを潜在的に持っているということです。
 面白いことに、身長の高い人と低い人を並べてみると、多くの人は身長の高い人のほうが収入は高いと感じるようです。

p.21

もし同僚から、仕事を横取りされたり、嫌がらせを受けたりしているのであれば、あなたから握手や肩に軽く触れるなど、スキンシップを求めてみてください。「なんだか恥ずかしくてできない」という人がいるかもしれませんが、この簡単な方法だけで、相手は「本当は意外といい人なのかもしれない」と嫌がらせをしなくなる確率が高くなるのです。

p.23

 アクの強い年上の部下を、どう扱えばよいか悩む人も多いのではないでしょうか?
 敬意を払いつつ、諭すように注意するのが一般的ですが、実は「少し面倒なことを頼んだほうが従順になる」のです。

p.24

相手のことを考える時間や密度を意味する「自我関与」という心理が関係しています。つまりビジネスにおいて、上司が一人でこなすより、どんどん仕事を部下にお願いするほうが好感が得られるわけです。

p.25

 気の合わない人の多くは、あなたの中に存在する「アンカー」の記憶がそうさせているのです。「アンカー」とは、ある情報を記憶させ、条件反射を意図的に形成することです。
 理由もなく気の合わない人がいるからくりは、昔の記憶にあります。ほとんどの人が8歳までに培われます。あなたが恐怖を感じたり、理不尽なことをされたりした相手の顔、あるいは親に植えつけられた否定的な言葉が「アンカー」になるのです。

p.26

アンカー状態では相手の外見や話し方でしかその人を判断していません。そこで相手の個人情報を聞き出すことで、自分のアンカーが間違っていることを無意識に教え込むのです。

p.27

一度出会った印象的な人間に対して、そのあと接触がないと、徐々に自分の中で理想化が始まります。

p.30

怒る相手以上の怒りの感情を見せると、一瞬で我に返り、今までの怒りを忘れてしまうのです。
 これは『自己同一化』といわれる心理状態で、通常は相手の実力や成果をあたかも自分の実力のように錯覚してしまう心理状況を指します。よく映画の『ロッキー』を観終わったあと、あたかも自分自身が強くなったと錯覚するのに似ています。

p.34

無茶な要求をしてくるということは、相手はあなたを下に見ているということです。

p.36

きっぱりと断ることが、最も相手を不快にさせない方法なのです。

p.41

実は心を鍛えるには、まず体を鍛えることが重要だということです。
 日本でも『健全な精神は健全な肉体に宿る』という有名な格言があるように、体と心は分けて考えてはいけないのです。
 精神的に強くなろうとして、瞑想や座禅を組む人はいます。もちろんそれ自体、悪いことではありませんが、その前に体を鍛えましょう。

p.42

「本当に運動が心に関係あるの?」
 と疑うのであれば、日本の運動不足人口とうつ病患者の人口の比例率が同じだということを知っておくべきです。

p.45

 たとえば、AとBという商品があります。あなたはBの商品を目の前のお客様に売りたいのですが、相手はどちらにしようか悩んでいるようです。この時、
「どちらの商品でもいいですよ。Aは機能性が高いですし、Bはスタイリッシュです。お客様は直感的にどちらがピンときましたか?」
 と言いながら、売りたいBの商品をAの商品より一瞬相手に近づけます。
 相手からすると直感やひらめきという曖昧な感情に対する答えを求められているので、一瞬動きのあったBに目がいきます。すると、80%の人がBの商品を選びます。

p.47

100人は別れる時にただ別れの挨拶をしただけ。もう一方の100人は謎かけを行い、答えを言わないまま別れました。一週間後、それぞれの実験対象者に聞くと、謎かけをされたほうのグループは、鮮明に一週間前の別れのシーンの記憶があったそうです。反対に別れの挨拶をしただけのグループは、出会ったことすら覚えていない方が数人いたそうです。

p.49

 あなたがじっと天井を見続けることで、周囲にいる何人かがあなたの見つめる先に何かあるのか気になって、同じように天井を見つめるという現象です。
 このように私たちの「意思決定」は、意外と他人の行動に釣られやすいということがいえます。
 これは『行動の同調』と呼ばれ、人間の行動が物理的な環境によって影響されることを証明しています。

p.52

どんなに素晴らしいプレゼンでも、具体例がなければ、いいものとはいえませんし、逆にどんな嘘の話でも、具体例を挙げれば、相手は信用してしまうのです。

p.60

コピーライターというと、うまい文章を書く人という認識があるようですが、それはあくまでもキャッチコピーの部分だけ。あとはいかに具体例をわかりやすく書けるかが勝負になります。

p.61

提示する金額以上に商品には価値があり、今買わないと損をしてしまうという「恐怖」の要素を植え付けることができれば、必ずものは売れます。

p.71

 ペンシルベニア州立大学の産業心理学者、アリシア・グランデが行った調査によると、笑顔をつくるプロフェッショナル(キャビンアテンダントや秘書など)と、ほかの強制的に笑顔をつくる職業(営業など)を比べると、後者のほうが心臓病、ガン、高血圧のリスクが二倍以上も高くなったそうです。。
 つまり、つくり笑いはストレスを多大にもたらす行為であり、その行為を続けることによって余計に体はリラックスできなくなり、相手はそれに気がついてしまうということです。

pp.72- 73

 浮気を見抜くのが得意な女性は、実は表情の変化を読み取るのが得意です。
 なぜなら、女性は生まれた子供の表情から感情を読み取らなければいけないからです。これは「母遺伝子」といわれるもので、女性は生まれながらに身に付いています。

p.81

人間は自分自身をさらけ出すことが非常に苦手な生き物ですが、相手が先に開示してくれると、自分もさらけ出せるようになります。

p.98

人間が最も信用がおけない人物とは、考え方が定まっておらず、すぐに意見が変わる人です。逆に意見がぶれない人は、「彼はこう言ったら聞かないからな……」と認識される可能性が高くなります。

p.104

人間はコミュニケーションを取って、初めて相手の理解を深める動物であり、コミュニケーションがうまく取れない場合、自分の中で勝手に自己解釈を初めます。

p.109

一つがどんなに弱くとも、数が集まれば、蟻だって象を倒すことができます。

p.110

人間は「自己存在感」を常に意識しており、自分が誰かに必要とされていると思うと力が湧いてくるのです。逆に誰からも必要とされないとわかると、生きる意味さえ失い、自ら死を選ぶことさえあります。

p.112

 一見、当たり前のように思うかもしれませんが、意外とできていない方が多いのです。ついつい自分のスタイルで書いてしまい、相手はあなたとの温度差を文面から感じ取ってしまいます。人間は自分と同じ文面を見たとき、無意識に「この人は信用に値する人だ」という錯覚に陥ります。

p.121

日本は肩書きの世界ですから、名刺をちらつかせば、それで相手は態度を変えますが、海外ではそうはいきません。海外の一流ホテルはあなたの肩書きではなく、あなたの立ち居振る舞いから一流かどうかを見分けます。

p.124

退屈なほどシンプルなことをやらない人がほとんどであることも事実です。

p.128

繰り返しこそが好意の信ぴょう性を伝えるものであることを忘れないでください。

p.139

人が最も心地よい音というのは、自分の名前なのです。

p.140

 食事をしているときが、人間の一番無防備な状態とも呼ばれており、ビジネスでも恋愛でも必ず「食事」というアクションは欠かせないものなのです。

p.154

人は嘘をついた場合、必死でそれらしいことを言うのですが、具体的であればあるほど、自分が何を言ったのか覚えていないのです。

p.175

 不倫や浮気をやめさせる方法の一つは「責めない」ことです。
 責めないという行為が相手を冷静にさせ、これ以上裏切りをするともう二度と本命であるあなたとよりが戻せないのではという恐怖を植え付けることができます。
 なにも言葉にする必要はありません。勝手に感じてくれるようになります。
 実は浮気をする人は、罪悪感のとても強い人です。
 そんな人を責めたら、当然自分はなんて悪い人間なんだと思います。
 そこで反省できればいいのですが、罪悪感が強すぎると、人は大抵、逆ギレします。
 罪悪感の大きさは、やったことに責任を感じる大きさと同等なので、浮気をした罪の意識を直視することに耐えられないのです。そんな人は、人のせいにするようになります。人のせいにしている間は、自分のことを責めなくてよくなるからです。
 浮気をする人を責めると、ほとんどの場合、「お前に悪いところがあるせいだ」と反論してきます。
 そうすると、最後はあなたから離れていきます。なぜなら物理的な距離を取ることで、罪悪感がなくなる作用があるからです。
 あなたが浮気をやめさせて仲直りしたいなら、辛い気持ちをぐっと堪えて、浮気のきっかけがなんであれ、相手を責めないことが大切なのです。

pp.176-177

関係性もできていない状態では心理術も何もあったものではありません。

p.178

 実は意志が弱い人というのは存在しません。
 意志が弱いのではなく、意志を自分の力で潰しているのです。

p.182

 実は、運のいい人は、自分で運がいいと思っているだけなのです。
 運がいいと思っているだけで、本当に運がよくなるからなんとも不思議な現象ではないでしょうか?

p.184

 家族や友人、職場の仲間や取引先の人たち、実に多くの人に話しかけていますが、実はあなたの言葉を一番聞いているのはあなただということを忘れてはいけません。実際に口にした言葉を、無意識に聞いているのは、あなた以外いないのです。
 ここで、私が「無意識」という言葉を使っていることにご注意ください。
 あなたの言葉を聞いている相手はあなたの言葉を意識して聞いていますが、あなたは無意識に聞いているのです。
 つまり、あなたが話している内容を無意識で聞くということは、つまり「催眠」と同じ原理になるのです。

pp.186-187

 余計なニュースは観ないことです。人は幸せな情報より、不幸な情報のほうに飛びつきます。悲しい話ですが、「人の不幸は蜜の味」の格言は健在のようです。
 報道番組も視聴者に観てもらわなければ広告費が入らないので、視聴者が観たい情報を観せます。だから毎日のように不幸な情報が流れるのです。
 これは人間の心の暗部ですが、人は他人の不幸を見て、今の自分に安心をします。人間が持つ習性のひとつでもあり、よほどのことがない限り、変えることは難しいでしょう。
 つまり、最近やたらと物騒な事件が多いというのは幻想です。いろいろな事件は毎日平均して起きています。それをただニュースで流しているかどうかだけなのです。ニュースを観ないことによって、不安を抱えることもなくなり、不安のスパイラルに陥ることもなくなります。実際に試したことがありますが、ニュースを観ないと、日常は常に日常であり、戦争でも起きない限り、いつだって平和なものなのです。

p.195

私たちが緊張する時、それは今の自分を超えた姿を見せる時です。

p.196

心を扱うということは何なのかを究めた時、そこにはダークなイメージではなく、人と人の心を通わせる真の「平和」が存在することに気が付きます。

p.202

読書エフスキー
引用:「97%の人を上手に操るヤバい心理術」ロミオ・ロドリゲスJr.著(SBクリエイティブ)

97%の人を上手に操るヤバい心理術を読みながら浮かんだ作品

読書エフスキー
あ、この本、前にこのサイトでレビューした事がありますね。

『良心をもたない人たち』を読んでテレビやニュースを観ないと決めた

書生
マーサスタウトの『良心をもたない人たち』は全くジャンルの違う本にはなりますが、そこで出てきたサイコパスを避けるには距離を置くしかないというのと、ニュースなどを見なければ心乱されないというロミオ・ロドリゲスJr.の持論が重なっているなーと思いました。この本、良い本なのでよければぜひ。
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レビューまとめ

97%の人を上手に操るヤバい心理術まとめ

ども。読書エフスキーの中の人、野口です。

この本、テクニック集なんですけどね、実際にその場ですぐに使えるものって2割ぐらいだと思うんですよ。あとの8割は自分の習慣から直していかねばならないものなので、即効性のあるものだけ集めましたという公式の宣伝文句だけを受け取るとがっかりすると思います。

ただ、これをハウツー本ではなく自己啓発本だと思って読んでみると非常に良く出来た本だと思います。人を操るって魅力的な目標だと思うんです。人を操れるようになるなら、ちょっと頑張って自分変えてみようかなって思いますもん。

メンタリストDaiGoがパクっている本として知って読んでみたんですけどね、まさかこんなに収穫があるとは。でも僕はメンタリストDaiGoも好きです。彼はメンタリストっていうかどっちかって言うと何度もトライ・アンド・エラーを愚直なまでに実践する科学者です。

科学的にビジネスを展開していく天才だと思っています。

なので仕事で何か約に立つ本を探したいと思っているなら、メンタリストDaiGoの方がわかりやすいんじゃないかな。ロミオ・ロドリゲスJr.はどちらかというと知人とのコミュニケーションを円滑にしたい人向け

まぁ、あんまりこういう本を読んでいるって人に知られたらヤバいとは思いますけどね。操ろうなんて考えている人と関わりたいとは思わないと思うので。

それにしても、軽い気持ちで読んだ本がここまで自分のこれからの人生の考え方に影響を与えるとは。

ホリスティック視点。

すごいなぁー。それを知ることが出来ただけでも大収穫の本でした。

医学の世界でよく使われる概念らしいですけどね。興味を持ったらホリスティックとかホーリズムを検索してみて下さい。それこそちょっと科学的な立ち位置から離れているスピリチュアルな話になってきますけど、イメージすることって大切だと思うんですよ。

ふう。今回はちょっとレビューというよりも、伝えたくて仕方ない!っていう内容になってしまいました。ここまでページを閉じずに読んで頂いて本当にありがとうございます

ではでは、そんな感じで、『97%の人を上手に操るヤバい心理術』でした。最後にこの本の点数は…

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97%の人を上手に操るヤバい心理術 - 感想・書評

97%の人を上手に操るヤバい心理術¥ 1430
  • 読みやすさ - 91%
    91%
  • 為になる - 87%
    87%
  • 何度も読みたい - 81%
    81%
  • 面白さ - 72%
    72%
  • 心揺さぶる - 54%
    54%
77%

読書感想文

全体的には他の心理術の本と対して変わりない内容なので、そういう本を読んでいる人にとって目新しさはそれほどないかもしれません。書き方も結構決めつけが多くて、根拠を提示していない部分が多いので人によっては受け付けない人も多いかも。ただラストの方に書かれている内容は自分的に非常に為になったので読んでよかったと思える本でした。

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97%の人を上手に操るヤバい心理術
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