- 2019年12月1日
- 2020年3月17日
『リヴァイアサン』というポール・オースターの作品レビュー
リヴァイアサンというポール・オースターの作品を手にとって、最初に思ったのはリヴァイアサンと言えば幻獣だよな?という事でした。龍みたいな形をした海の怪物がファイナルファンタジーというゲームの中で幻獣として出てきていたのでそれを思い浮かべたのです。本の表
リヴァイアサンというポール・オースターの作品を手にとって、最初に思ったのはリヴァイアサンと言えば幻獣だよな?という事でした。龍みたいな形をした海の怪物がファイナルファンタジーというゲームの中で幻獣として出てきていたのでそれを思い浮かべたのです。本の表
偶然の音楽というタイトルを見て、あなたはどんな物語を思い浮かべるでしょうか。またこの本の表紙を見て、どのような内容を連想するでしょうか。ポール・オースターの7番目の小説であるこの作品を目にした時、その表紙のカッコ良さもあって、僕は期待に胸を膨らませ…
三月は深き紅の淵をという小説。手にとって最初に思ったのは、今までの恩田陸の小説のタイトルの付け方の中で一番アクロバティックだな、と。文字でタイトルをじっと見つめ、目を閉じて口に出して言ってみる。するとどうにも「サンガツハフカキクレナイノフチヲ」とい…
不安な童話は恩田陸の3作品目なのですが、3つ目ともなると「恩田陸とはこんな作家だ!」という大体のイメージが固まってくる頃だと思います。…が!まさか、こうまでも前作、前々作から作り上げられる作家イメージをぶっ壊してくるとは思いませんでした。ずっと漂う…
球形の季節は恩田陸の2作目の作品。僕はこの二作目の作品というのを読むのが大好きです。…というのも、デビュー作は何かしらの確証を持ってデビューするわけで、高評価を得やすいですが、次の作品となるとどうしてもデビュー作と比較されやすい。同じような作品を連…
六番目の小夜子というタイトルを聞いてあなたはどんな小説だと思いましたか?恋愛小説?冒険小説?ファンタジー?ミステリー?ホラー?それが一体どんな小説なのか、内容を読んでみないとわからないタイトルというのは小説ではよくある事だと思います。6という数字…